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Google はどのようにコンテンツを順位づけするのか

Google のランキングはブラックボックスとして語られがちですが、パイプラインそのものは文書化されていて、何年も安定しています。クロール、インデックス登録、検索結果の表示です。この 3 段階と、表示の段階で適用される品質シグナルを理解すれば、SEO の結果のほとんどは説明がつきます。そしていまでは AI の回答も説明できます。同じシステムがそれを支えているからです。

クロール、つまり発見

Googlebot は、すでに知っているページからのリンクと、あなたが送信したサイトマップを通じて URL を発見します。robots.txt のルールを尊重し、サーバーの応答が遅くなれば負荷を落としながら、各ページを取得します。取得できないページは上位に表示されません。したがってこの段階こそ、壊れた内部リンク、ブロックされたリソース、サーバーエラーが、コンテンツを静かにレースから外している場所です。Google はこのプロセス全体を How Search Works のドキュメントで説明しています。

インデックス登録、つまり理解と保存

取得のあと、Google は JavaScript を含めてページをレンダリングし、それが何についてのページなのかを判断します。重複かどうかも判断します。複数の URL が同じコンテンツを持つ場合、Google は 1 つを canonical として選び、シグナルをそこに統合します。noindex ディレクティブのあるページは、ここで除外されます。ランキングに関して言えば、インデックス登録を生き延びたものだけが存在しています。ページに可視性がないとき、最初に確認する価値があるのが「インデックスに登録されているか」である理由はここにあります。

検索結果の表示、つまりインデックスの順位づけ

誰かが検索すると、Google は多数のシグナルを使ってインデックス済みのページを順位づけします。ドキュメントではそれをいくつかの系統にまとめています。クエリの意味、コンテンツの関連性、コンテンツの品質、ページのユーザビリティ、そして検索する人の状況と設定です。関連性は候補集合に入るための条件です。順序を決めるのは品質です。

有用なコンテンツのシグナル

Google の有用なコンテンツに関するガイダンスは、品質の基準を平易な言葉で説明しています。コンテンツは人のために作られ、そのトピックに関する本物の知識を示し、読者が求めていたものを得られたと感じさせるべきだ、というものです。役に立たない、検索エンジンを第一に考えたコンテンツのシグナルはページ単位で評価されますが、サイト全体にも影響しうるため、弱いページが大量にあると、同じドメイン上の優れたページを引きずり下ろすことがあります。

E-E-A-T、スイッチではなくガイダンス

E-E-A-T は経験、専門性、権威性、信頼性を表します。これは Google の検索品質評価ガイドラインに由来します。ランキングの変更がうまく機能しているかを人間の評価者が判断するために使うマニュアルです。正しくラベルづけすることが大切です。E-E-A-T はスコアが紐づいた直接的なランキング要因ではありません。Google のシステムが評価しようとしているものの説明であり、だからこそ編集上のチェックリストとして有用です。誰が書いたのかを示し、なぜその人が知っているのかを示し、実在する情報源を引用し、信頼を確認しやすくしてください。

snippet と表示対象であること

snippet とは検索結果に表示される説明文で、主にページ自体から生成されます。表示対象であるかどうかは、文書化された仕組みで制御できます。nosnippet、data-nosnippet、max-snippet によって、Google が引用してよい範囲を制限したりブロックしたりできます。かつてこれは見た目の問題でした。いまは違います。Google の AI 最適化ガイドによれば、AI 機能で使われるにはコンテンツが snippet の表示対象である必要があります。つまり snippet をブロックすることは、AI の回答での引用もブロックすることになります。

同じシステムがいま AI の回答を根拠づけている

AI Overviews と AI Mode は、別のインデックスや別の品質システムの上で動いているわけではありません。中核の検索ランキングの上で検索拡張生成(RAG)を使います。モデルは上位に表示されるページを取得し、それに根拠づけた回答を書き、複雑な質問には query fan-out(1 つの質問の背後で複数の関連クエリを同時に投げる仕組み)で関連クエリを同時に発行します。追加すべき特別なマークアップも、公開すべき AI 向けファイルもなく、Google Search は llms.txt を完全に無視します。Search Console には生成 AI のパフォーマンスレポートがあるので、この面を自分のデータで確認できます。実務的な結論は短く言えます。引用されるには上位に表示される必要があり、上位に表示されるには、上に書いたことすべてがいまも当てはまります。

これが Vupie が土台にしているモデルです。クロールできるサイト、インデックスに登録されたページ、中身のある記事。このシリーズの次は内容の薄いコンテンツと大規模なコンテンツの不正使用に関するポリシーです。

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